都市と地方について広島で語る会

先日、片道2万円近くかかる飲み会を企画し、行ってきました。アホですよね(笑)

その名も「都市と地方について広島で語る会」。

結論から言うとやってよかったと思う。それぞれいろんな感想があると思うけど、少なくとも私は、この1年で一番楽しい時間だった気がする。

そもそもなぜ広島だったか

きっかけは、広島に住む武村さんの「東京人が羨ましい。毎日のように面白そうなイベントが目白押し。地方にいると、面白いものになかなか行けない。」という投稿でした。

武村さんが言っていることはよく分かる。私も埼玉とはいえ農村から東京に出てきた人間です。でも、地方にも楽しいイベントがあるし、「東京は羨ましい」を超えて、どうやったら自分の時間とおカネをコントロールして行きたい場所に行ける生活をするかを考えたいと思っている。

また、言うほど東京がいいかと言うと、東京に行く暇あったら深センやシンガポールでも見てきたほうがよっぽど良いのでは?と思っているので、「東京と地方」という構図は無視して、「置かれた自分」と「見たい世界」の繋げ方を考えたほうが建設的と思っている。

で、そうこうしているうちに他のFBフレンドさんたちも投稿に乗ってきて、思った以上にスレッドが沸いたんですよね(というか炎上?)

で、ものすごく悲しくなってしまったんです。自分が思っていることが伝わらないことが。強制する気はない。ただ、私も人間だから、やっぱり理解してほしい。

そんな私ができることは、「よしわかった、東京に行くのが大変なら私が行ってやる!」という、よくわからない結論でした(一応補足しますが、武村さんとは喧嘩していません。外野とは喧嘩したかもだけど・笑。その外野も、今はいい友人です。)

都市と地方について広島で語る会

そんなわけで「エイミー行くよ!」と宣言し、武村さんとチャットして、共通の友人であり、件のスレッドでも発言していた広島在住の安藤さんを巻き込みました。ただ、それだけじゃどうしても気持ちが収まらなかった。何しろ私は、その時誰が想像しているよりも傷ついていたんです。伝わらないことに。

そこで、このノリとこの気持を理解してくれそうな人を巻き込みたくなって、おそるおそるメッセージを送ると、その人は広島行きを快諾してくれました。こうして、幹事グループに大野さんが加わってくれました(厳密には浜っ子だけど)。大野さん、職場からの直行直帰にもかかわらず、来てくれて本当にありがとう。

想像以上に人が来てくれた!!

どうせ行くのなら広島の面白い人にたくさん会いたい!と広島幹事組にお願いしたところ、福山大学の先生や学生たちも参加してくれて、なんだかんだで4→11人の大所帯になりました!

とはいえアウェイのエイミー。うまく話が弾むのかな、と思ったところ、、、まったくの杞憂でした。20時から飲みはじめ、一次会、二次会、三次会、、、最後は四次会? 結局始発が動き出す5時半まで、語って、飲んで、歌って、という感じでした。

学生とたくさん話せてよかった

盛り上がったのはもちろんですが、私個人としては、3人の学生たちとたくさん話せて嬉しかった。私が若い世代に伝えたいことは一貫していて、「好きなことをしなさい。できることは何でもやってあげる。失敗したら笑いながら一緒に飲んであげるから。」これだけなんです。これは、私自身がそういうスタンスの大人たちに本当に支えられてきたから、同じことをしたいんです。それが役に立つケースと、役に立たないケースがあると思うけど。

人が人にできることって、ものすごく限られている。
かつ、人が欲しがるコミュニケーションって人によって違ってくる。
自分が万能なんて思っていない。

でも、こんな意味不明な飲み会にわざわざやってくる学生は、やっぱり変わっていて(良い意味で)、それはある程度振る切らない限り、自分自身を傷つけかねない個性だと思う。私がそうだったから。

なので私ができることは、「お前マイノリティだろ? でも、すごいイカしているぜ? 他人なんか気にするな。振り切れ。でもそれが重かったらやめればいい。要は好きにすればいい。どっちにしろ一生懸命やって、傷ついたら一緒に笑い飛ばしてやる」と、それしかないんですよね。

彼ら、彼女たちが何を感じたのかはわからないし、何かの足しになったのかは、私が判断することではない。

でも、東京に帰った今でもSNS上で交流が続いていて、たぶんこれからまた会うこともあると信じているし、何より私が楽しいし、私が学ばせてもらっている。みんなと逢えて良かった。

都市と地方について○○で語る会、全国ツアー!?

そんなわけでいい気持ちで東京に帰ってきたら、仙台の友人から「エイミーさんと仙台で飲むことにしました。なので仙台に来てください」という、なかなか味のあるメッセが来た。相手は震災復興時代に同じNPOにいた仲間たち。一人は当時学生だったけど、今は仙台で働いている。みんなおっきくなっちゃって、、、(笑)

おそらく2月か3月、仙台に行くことになると思う。そうこうしているうちに岐阜県のある自治体からも来てくださいと言われた。長野県伊那市からは新年会に来いという呼び出しがかかっている。

・・・これは、全国ツアー組めるでしょ?(笑)

私ができることなんて本当にささやか。

でも、私が一番大事にしていることは、私自身が好きなことをして、私自身がニコニコして、人の悲しみや痛みを受け止めるだけの心と身体と金銭の余裕を持っておくこと。自分が幸せではないと、絶対に誰も幸せになれないから。そしてその幸せが伝播して、世界の温度が少しだけ温かくなるといい。

あの夜、広島で逢ったみんな、本当にありがとう。
伝えあって、交わりあって、本当にステキな夜だった。
これからもよろしくね。

そして、まだ見ない、でもいつか必ず逢う誰か。
待っていてね。面白いこと、していきましょう。

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コメント

  1. […]  道はローマまで続いている。 都市と地方について広島で語る会http… […]

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