青春18きっぷの旅・初日① 朝食ハンター、沼津に降り立つ
AM5:49、新橋駅。
ここからJRに入る。
自宅最寄り駅を始発で出て、最初に通るJRの駅。
あたりはまだ真っ暗だ。
※この旅の経緯はこちら。
何しろ初めての「青春18きっぷ」だから、少しどきどきしながら、「改札ってここでいいんですか?」と駅員さんのいる窓口に行くと、初日分のはんこと、簡単な使い方のルールを教えてくれた。こうしてあっさり旅は始まる。
5日分の荷物はこれひとつ。
20代の頃の旅は、服だおしゃれだと何かと積み込んだけど、近年はすっかりそういうことは気にしなくなり、機動性重視。
ただし今回は荷物多め。この中には、着替えや身繕いをするものの他に、PCとポメラと一眼レフとドローンとノートと本が数冊入っていて、どちらかというとそちらが重い。出社はしなくても、オンライン上の仕事は普通にしているので、支障がないようにしている。
(現にさっきもクライアントさんからお電話あったし、新聞社から問い合わせも来た。)
初日の行程は、まずは新橋から静岡県の沼津まで移動し、沼津港で朝食。
その後再び移動を開始し、夕方には京都に着き、前々から行きたかったダイニングに大阪赴任中の友人と食事に行く、という内容。駅でいうと、89駅。
「89駅」と聞くとぞっとする人も多いかもしれないが、乗り物が苦にならない私にはむしろ少ない感じである。乗り物は、電車でも夜行バスでもLCCでもフェリーでもマイカーでもメンズでも、基本好き。
そうして新橋を出発。意外だったのは、この時間でも東海道線がそこそこ混んでいるということ。もちろん問題なく座れたけど、ガラガラというわけではない。横浜あたりまで来ると通勤ラッシュも始まり、こちらは座っていて気楽でいいが、まわりには申し訳ない感じだった。
茅ヶ崎あたりでピークを迎え、「スーツケースを網棚に乗せておくべきだった」と思い始めたあたりで小田原に着いたら、一気に人が降りた。小田原にお勤めの方も多いだろうし、乗り換えもいくつかあるからなんだと思う。
こうして8時5分、最初の下車地、沼津に着いた。
沼津港は、1年くらい前にドライブに来ていたので、なんとなく土地勘がある。
私は、一度走った道をかなり正確に覚えることができる。バスと徒歩で港に向かいながら「あ、ここは1年前にクルマで通ったな。あいつ、もううちに来ないのかな(爆)」とか思いながら朝食までの道のりを楽しんだ。
で、到着。沼津港の名店、「にし与」。
ここは早朝からやっていて、品物もいい。大衆定食屋さん的な店内に、いろんな丼ものや定食がある。早朝開いているお店もいくつかあるけれど、メニューを見る限り、やっぱりここがよいと思った。
震災きっかけで東北に通うようになってから、すっかり舌が贅沢になってしまって、特に魚の味には敏感になった。都内のそこそこお高いお店に行っても、全然満足できない事もある。でも、当たり前だけど港の魚はうまい。シンプルなのに、甘みとぼったりした肉感が全然違う。
大満足で港を後にした。
ちなみに次回は、沼津バーガーにトライしたいと思っている。
前回来たときもそう思ったんだけど、そのときはもう営業時間が終わっていて、今回はおなかいっぱいでムリだった。
→1日目 その2 に続く
ここまでの移動は下記の通り。
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