次の30年をどう生きるか。

平成最後のゴールデンウィークであり、令和最初のゴールデンウィークを、私は西日本を一周して過ごすことにした。本当は日本を一周しようかと思ったのだけど、いくつか東京で予定が入り、断念した。

クルマで日本一周という構想自体は、実は大学生時代から考えていたことで、20日くらいかけて一周するイメージで、ルートと予算を考えるところまではやった。

そこから16年。
元号は平成から令和に代わるし、クルマはレビンからフェアレディZに変わった。道もかなり新しくなった。

高速を運転してると、何気に色々考えることができる。今回のドライブは、ちょっと気持ちの整理をしたいことがあったというのもある。

Facebookを見ていると、みんなそれぞれ、次の時代の事を考えている。
運転しながら、私も考えた。
次の30年をどう生きるか。

そこで思ったのは、
「他者」という主語を、もう少し持とう。
ということだった。

平成という年は、私にとって6歳から36歳の期間にあたる。
その間私がやってきたことと言えば、
「己とは何者か。」
「なにが己にとってベストなのか。」
を追求する時代だった。

それが決して、独りよがりとも思っていない。
私の考え方は一貫していて、
「人は自分がしあわせでなければ、他人をしあわせにすることは出来ない。」
と思っている。
だから、常に自分のあり方を問うてきたけれど、それは結果的に他人の役になっていると信じている。

ただ、37歳からの、何年続くかわからないけど次の時代をどう生きるかと考えた時に、もう少し、主語に「他者」を入れてみたいと思った。

あなたのために、なにができるか。
独りよがりではなく、押しつけでもなく、あなたのことを思って。

それは、仕事の話でもあるし、仲間たちへの思いでもあるし、
もう少し近い距離にいる人への思いでもある。

次の30年。
私はもう少し、相手のことを考えられる人間になろうと思う。

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