フェリーの旅がオススメな理由


またしばらくブログを更新していなかった。書きたい旅の話はたくさんあるが、思うに、旅が終わるまでの間になんとか書き切ったもの以外は掲載できずに終わる。
旅が終われば、また次の旅が始まっているから。

そんなわけで、人生3度目のフェリー旅@太平洋です。なぜ四国に行ったかは、下記のブログをどうぞ!

コミュニティが集まる土地ってなんだろう ~コミュニティリーダーズサミットin高知~

東九オーシャンフェリー「びざん」にて、東京から徳島を往復します。旅としては3度目だけど、乗る回数は3回目と4回目。つまり、今までのフェリー旅は片道切符でした。今回は初の往復(佐渡や伊豆大島除く)。

フェリー旅、1度目は北海道に行きました。
茨城県大洗港から、北海道苫小牧港まで。もう15年くらい前のことです。
当時弟が北海道の大学に通っていて、彼が埼玉で購入した車を、家族みんなで旅行も兼ねて北海道に届けました。

2度目のフェリー旅が2年前のGWの徳島旅行でした。
この時は飲みで知り合った(!)一度しか会ったことのない女子達と(!)、意気投合して四国旅行に行くことになり、現地集合で私だけ海路を取りました。帰りは飛行機。

この時も非常に有意義な船旅で、今回の高知行きも徳島までフェリー、四国ではバイク、という選択をしました。

◾️時刻表
東京 19:30 → 徳島 翌13:20
徳島 11:30 → 東京 翌5:20
※乗船時間、約18時間。
※クルマやバイクの方は乗船1時間前を目安に港へ(30分前とかでも乗せてくれるけど)。
※毎日運行
※人だけでも乗船できますし、クルマやバイク付きでももちろんOKです

◾️フェリーの中ってどうなってるの?
伊豆大島とかに行ったことのある方は、フェリーというと雑魚寝で結構寝にくいイメージがあるかもしれません。が、私が乗船したことのある東京〜苫小牧、東京〜徳島〜門司については、個室かドミトリーが選べて、中も清潔です。ドミトリーが怖いという人もいるでしょうが、少なくとも徳島行きは写真の通り洞穴のようになっていて、音も気にならないし、そもそもそんなに人と関わることもないです。

船内にはレストランはありませんが、冷凍食品やアルコールや軽食の自販機があり、レンジも完備。冷凍食品は、おにぎり、お弁当、うどんやそばなどがあります。パンやスナック、つまみ、ビールはアサヒ、発泡酒も少々。お値段も、まあ一般的。
広々したホールがあって、椅子や机も充実しています。そしてコンセントも。

◾️エイミーイチオシ、フェリーのお風呂
個人的にフェリーのイチオシはお風呂です。ちゃんと湯船があります。しかも24時間営業!
大きな窓があるので、海を見ながらお風呂に入れるのは贅沢です。波に合わせて湯船も揺れるのが、個人的に何度見てもツボです。「あー、同じ水なのよねー」という感じで。
海上なのでサンライズ、サンセットを眺めることもできます(航路と男女の風呂の向きによる)。
また、運がいいとトビウオが飛んでいるのが見れますよ!私は3回の徳島旅のうち2回見ました!どちらも紀伊半島沖でした。
※浴室内に禁止事項がいくつか張り出されていましたが、写真撮影厳禁の項目はなかったので撮影しました。

◾️通信状況
フェリーにはWi-Fiはありません。で、気になるのが「どこまで個人のスマフォやポケットWi-Fiで電波を拾えるか、だと思います。
これはキャリアによっても違いますが、幸い(?)私は地方に弱いと名高いバンクユーザーなので、ある意味いい指標になるかも。
下記の図をご覧ください。
(位置情報はざっくり目で考えてください)。

青いところがiPhone(SoftBank)で電波を拾ったところ、
赤いところが電波が来なかったところです。
青いところも完璧というわけではなく、赤と青の境目あたりは繋がったり切れたりします。
こんな感じで、途切れ途切れですがなんとか通信環境はあります。
緑のところは、行きも帰りも就寝時間中で、測定できなかった部分です。

ちなみにポケットWi-Fi(SoftBank回線)は、東京から横浜の先あたりまでで切れます。
時間にして、出航3時間くらいでしょうか。
徳島側はもっと短く、徳島沖で切れました。だいたい1時間半くらいかな。
なので、PCで作業をしたい方はテザリングか、出航したら必要なデータはすぐにローカルに落とすかした方がいいです。
ポケットWi-Fiについては、東京を出る時はちょうど眠くなるくらいの時間に圏外になるのでちょうどいいのですが、徳島→東京の場合、日中の航海がメインになるので、圏外が怖い方は要注意。もちろんこれはSoftBankの話なので、他社さんはもっといけるんじゃないかと思います。

◾️まとめ
そんなわけで、フェリー旅をまとめると、

【メリット】
・海を見ながら移動できる
・海を見ながらお風呂も入れちゃう!
・宿泊と移動がセット
・船内が結構快適
・(当然だけど)クルマやバイクを運べる
・条件にもよるけど飛行機や新幹線より安い

【デメリット】
・船内に Wi-Fiはない
・ポケットWi-Fiは最初と最後だけ
・携帯も途切れることがある

と、こんな感じではありますが、私は絶賛フェリー旅をオススメします。
忙しい人ほどやってほしい。
これは私が青春18きっぷの旅を勧める理由と一緒ですが、乗り物という箱の中は自分に集中できます。
仕事するもよし、本を読むもよし、ひたすら寝て風呂入ってでもよし。

こういう時間って、実は忙しい人間にとって最大の贅沢、かつ、最大に効率よく自分にコミットできる時間だと思うのです。
しかも、自分は自分に集中しているうちに、勝手に目的地まで連れて行ってくれるんだから最高じゃないですか?
飽きたら、いつでも窓の外に新しい景色が流れているわけですし。

そんなわけで、機会がありましたらぜひお試しを!

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