ポルトガル旅行記① イントロダクション ~あれもこれもポルトガル語~

ボア タルデ!(こんにちは!)

どうも、エイミーです。
この記事はポルトガルにて執筆しています。
これから5~6回に分けて、2017年9月22日~29日のポルトガル旅行の記録をアップしていきます。実は、記事は現地で既に4本書いてあるので、あとはアップするのみ。

さて、「ポルトガル」と聞いて、みなさま何を想像するんでしょうね。

カステラ?
ワイン?
大航海時代?

私は歴史好きなので、真っ先に浮かぶのは大航海時代ですね。
青い海と青い空、そこに広がる純白の帆。

そもそもポルトガルについてあまり知らない方も多いと思うので、かいつまんで概要をお伝えします。

◼︎ポルトガル基礎情報

  • ポルトガル共和国
  • ヨーロッパ最西端、ユーラシア大陸最西端の国
  • 日本との時差は、サマータイムが-8時間
    日本が夜の6時ならポルトガルはまだ午前10時。冬は‐9時間。
  • 公用語はポルトガル語
  • 通過はユーロ
  • 治安は良好
  • 首都はリスボン
  • 人口は1037万人(2014年)
  • 日本からの直行便は無し

国旗は、緑は誠実と希望を、赤は革命を表しているそうです。緑と赤の間にある黄色いものは大航海時代の航海用具・天測儀。大航海時代もそうですが、そもそもポルトガルの国名の由来は、初期に首都がおかれていた「ポルト」(現在はポルトガル第二の都市)に由来していて、「ポルト」の意味は「港」。ポルトガルと海は、古くから深いつながりがあったんですね。
天測儀の中の盾に7つの星があるのは、7つの地域を表しているとも、7つの城を表しているとも言われていますが、これといって確実な説はないようです。

私は旅番組をよく見るのですが、ポルトガルというとリスボンのトラムなどがよく取り上げられるのを見ます。
あとはポートワインやマデイラワインの印象が強いですかね。
何しろ直行便がないので、ヨーロッパ圏でも特に情報に乏しい国です。
(TVのスポンサー問題的視点)

◼︎ポルトガル語起源の日本語
子供の頃通っていた英語教室で、パンは英語でbreadと聞いてすごく驚いたんです。いやいや、パンはカタカナだから英語でしょ?って子供心に。
実はこれ、ポルトガル語のpao(パォン)から来ている。それを聞いて驚いたのが、初めてリアルのポルトガルを感じた瞬間かもしれない。
その他、ポルトガル語由来の外来語を紹介すると、

カッパ(capa)…外套、マントの意。
カルタ(carts)…トランプのこと。
じょうろ(jarrio)…取っ手のついた水差し。
ピンキリ(pinta cruz)…ピンは1、キリは10。
おんぶ(ombro)…肩や力、強さを指す。
コップ(coppo)…コップのこと。
シャボン(sabao)…石鹸のこと。
金平糖(confeito)…砂糖菓子のこと。
天婦羅(tempero)…調理や調味料のこと。

面白くないですか?
金平糖や天婦羅に至っては、もはや漢字まであてがわれちゃって、、、(笑)

逆に日本語起源のポルトガル語もあって、たとえば「坊主(bonzo)」は「仏教の僧侶」という意味だそうです。なぜか「偽善者」という意味も加わったそうですが、どこの国も神仏に対して穿った見方をする人たちが一定数いるんだなあと思ったり。
(ベルセルクはじめ、マンガの中の宗教家は大体偽善者か色魔かなんか。いやそもそも人間がそういう存在でしかないということなのですが。)

実を言うと、私もそんなにポルトガルを知っているわけではなかった。
ポルトガルに行こうと思い立ったのも、偶然大塚のレアンドロでマデイラワインを知って、鈴木さんが語る壮大なマデイラの話に惚れたからだ。じゃなきゃ、今年はレンタカーでイギリス縦断をする予定だった(笑)

でも、こうして私は、マデイラワインと出会い、クラウドファンディングを始め、この地でそのゴールを見るためにポルトガルまでやって来た。

日本を出国した時は、まだクラウドファンディングもラストスパートの真っ最中で、島についた時点では、残り時間48時間、達成率が90%くらいという、かなり危うい状況でした。旅を楽しんでいるように見えて、結構内心おろおろしていたのは、関係者なら知っている事実。でも応援してくださったみなさまのおかげさまで、島に滞在している間に無事達成することができました! ありがとうございます!!

そんなわけで、イントロダクションはおしまい。
これから数回に分けて、ポルトガルの魅力をお伝えします。

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