オーストラリア旅行 〜ケアンズ編〜

第1回はこちら

今回の旅行の中で、最も下調べをしていなかった地域がケアンズです。
そもそも、今回の旅行はさすがに反省するほど下調べができなかった。9日間の海外旅行は私の経験上最長で、当たり前だけど対面の仕事を納めて出国せねばならず、かつ個人事業主的に12月は決算期だった。アジアの旅行ならすべて自分で手配するけど、距離的にも時間的にもそんな余裕はなく、エアとホテルは旅行会社に手配をお願いした。で、元々ベースにしたプランにケアンズが入っていたので自然とケアンズに行くことになった、というのが正直なところです(ケアンズファンには申し訳ない限り…)。

ちなみに、あのグレートバリアリーフの最寄りの都市がケアンズだと気づいたのは、日本を発つ飛行機に乗った後でした(笑)

■はじめまして、雨のケアンズ

で、連日40度を超える砂漠気候のウルルに焼き尽くされて、一体次はどんな都市なんだと飛んできたら、着いた場所は緑に覆われた亜熱帯気候・高温多湿、しかも今にも降り出しそうな天気のケアンズでした。全く違う気候で、国の広さを思い知らされました。ちなみに日本とオーストラリアって、国土にして20倍も違うのだそうです(オーストラリアは面積でいうと世界6位、日本は62位)。国土が広いため、今回の旅ではすべての都市で時差がありました。厳密にいうとケアンズとゴールドコーストは同じタイムゾーンなのですが、スケジュールの都合で2つの都市の間にシドニーを挟んだため、移動する度に時計の調整が必要というはじめての体験をしました。余談ですが、ウルルと日本の時差は30分で、こんな短い時差があることも今回はじめて知りました。

ケアンズの空港から市内まではタクシーで10分程度、非常に小さな町です。主要部分は歩いて簡単に散策できる、とのことだったのですが、ホテルに着く前に雨が振りはじめ、夜には土砂降りに。久々に「道路の側溝が雨で氾濫して川状態」という様子を見ました(笑)

しかし、翌日の昼にはケアンズを出なければいけません。ホテルにこもっているのももったいないので傘をさして雨の街を散策し、ナイトマーケットへ。

■ナイトマーケットが面白い

これは私の性格によるところも大きいと思いますが、私は海外のナイトマーケットや屋台が大好きです。日本では別にどうでもいいんですけど、不思議ですね。何故か安心するし、ワクワクする。ケアンズのナイトマーケットは大きなビルの中にあるので雨の心配も不要。フードコート部分はもう少しお店のバリエーションがあると嬉しいですが、それでも十分満足できます。ここでシーフードやビールを堪能。お土産も、4都市の中でここが一番安かったです。

■オーストラリアはビール好きにたまらない国
「お前、酒なら何でも良いんだろう?」と思われがちですが、根っからのビール党です。あとはクラフトジン。
そんなビール党にとって、オーストラリアは天国! 種類が豊富&どれも美味しい! 「主要なビールを滞在中に飲みつくそう」と思ったのですが、そもそも種類が多すぎてとてもじゃないけど制覇出来ない。
個人的に、ケアンズのナイトマーケットで飲んだ「YENDA」がめちゃくちゃ美味しかったのですが、新興勢力&ニューサウスウェールズ州の片田舎にある小さな醸造所らしく、日本語での情報は殆どありませんでした。ただ、最近オーストラリア国内での取扱が増えているそうなので、行く機会があったら見かけることもあるかもしれません!
もうひとつ、「YENDA」と並んで気に行ったのが「VB」で、こちらはかなりメジャーですね。

ちなみにオーストラリアでは、クレジットカードを使用する時に店員にカードを預けるのではなく、カウンターにカードの機械があって、自分でカードを挿して、PINコードを入れて、決済が通常終了したのを確認し、自分でカードを抜きます。ほぼすべてのお店でこの手順でした。これ、安心だし良いなあと思いました。あと、マシンによっては例の「日本円で払いますか?豪ドルで払いますか?」の選択肢があって要注意。もちろん「豪ドル」を選びましょう。

■街中の動物園でコアラの抱っこ体験

さて、ケアンズ滞在時間が短いことに気づいたのも、実は行きの飛行機の中でして(苦笑)、ケアンズ観光で有名なキュランダ散策の時間はありませんでした(どちらにしろ2日目も土砂降りだったので行かなくてよかったのですが)。
そこで、狙いを市内にある唯一の動物園である「ケアンズ・ワイルドライフ・ドーム」に定めたのですが、ここが本当に楽しかった。念願のコアラ抱っこはもちろん、小さな園内ではあるけれど足元に見たこともない鳥たちがウロウロし、それだけでテンションが上りました。コアラは思っていた以上に毛に弾力があって柔らかくて暖かくて、Sooooo Cute!! でした。ちなみに、オーストラリア国内でコアラに触れる場所は州によって異なっていて、下記の通りになっています。

【抱っこOK】
Western Australia(西オーストラリア州)
South Australia(南オーストラリア州)
Queensland(クイーンズランド州)

【抱っこNG】
Northern Territory(北部準州)  
New South Wales(ニューサウスウェールズ州)
Victoria(ビクトリア州)
Australian Capital Territory(首都特別地域)
Tasmania(タスマニア州)

こうして、慌ただしくケアンズの滞在時間が終わり、次の都市・シドニーへ移動します。

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