天空に一番近い列車・小海線(八ヶ岳高原線)の旅

どうも。
365、2交代制くらいの勢いで飲むのが好きなエイミーです。

友人たちと、大好きなよなよなエールの工場見学(軽井沢)に行くことになりまして、どうせ行くなら変わった行き方をしたいなと思いました。

で、今回目を付けたのが「小海線(八ヶ岳高原線)」です。
名前からしてキレイですね。

小海線(八ヶ岳高原線)
八ヶ岳東麓の野辺山高原から千曲川の上流に沿って佐久盆地までを走る高原鉄道である。甲斐小泉 – 海尻間は標高1000 mを超える高所を走っており、清里 – 野辺山間には標高1375 mのJR鉄道最高地点がある。また、野辺山駅は標高1345 mのJR線最高駅であるほか、甲斐小泉から松原湖までの9駅がJRの標高の高い駅ベスト9に入っている(Wikipediaより)。

そんなわけで、気ままな一人旅スタート。

■中央本線を小渕沢まで
よく中央線ユーザーが「酔って起きたら高尾だった!」という悲劇的投稿をしているのを見かけますが、その先がどうなっているのかずっと気になっていました。
今回は高尾で乗り換え、さらにその先の小淵沢を目指します。
元々車の方が親しみがある人間なので、「中央線」というより「中央自動車道」「国道20号(甲州街道)」という方がしっくり来ます。中央自動車道はもちろん何度も運転していますが、学生時代に20号だけ使って甲府から東京まで帰ってくるという実験をしたことがあり、並走するルートを電車でトレースしている感じです。

いやあ、美しいですね。
私はとにかく「移動」が好きです。
その時に見える「景色」や「人の暮らし」が好きなのです。
国内の旅行で新幹線や飛行機を極力避けるのは、自分にとって移動時間もプライオリティが高いから。
山間の集落とか、誰が通るのかわからないほどシンとした道を見ると、色んな空想や妄想が頭を過る。それが楽しい。

ちなみに、中央本線の終点は名古屋です。
当然何度か乗り継がなければ行けないのですが、都心駅で中央線に乗るとき、誰がその先に名古屋があることを意識しているでしょうか。
なんてことないことかもしれませんが、そういうことをちょっと知っているだけで、世界が広く感じられます。

■天空に一番近い列車・小海線
小渕沢に着き、いよいよ本題の小海線。

ちなみに「小海」の名は八ヶ岳などのある「小海町」から来ていて、昔ここに大きな湖があったので「小海」という名がついたそうです。どおりで海にまつわる地名が多いわけだ。

小渕沢駅の名物に、地元食材を使った駅弁があります。駅改札外と、小海線ホームに売り場があります。販売員のお姉さんが一番好きという「やまのごはん」とビールを購入。

で、さすがハイシーズンな訳ですが、2両編成の電車は若干混雑していて椅子が確保できず。
まあ、清里までだろうと思ったらその手前で座れたので、お弁当とビールをいただく。

「天空に一番近い」と言っても、あくまでJRでのこと。
「天空感」があるかというと、実はそこまででもない。どちらかというと、清里周辺の美しい林の中を森林浴しながら進む感じです。
たまに森が開けると、美しい八ヶ岳の姿や、キャベツ畑。「野辺山のキャベツ」とか、地理の教科書で読んだなあ、なんて思いながら車窓を眺めていました。

長野側に近づくと、景色は高原から通常の田園風景、そして町へ。この日は終点の小諸までは行かず、宿をとっている北中込駅で下車。
ちなみに、入りは新宿からPASMOでしたが、小海線は清里などメジャー駅以外は無人駅。当然電子化もされていません。
車掌さんが都度都度ホームに降り立ち、きっぷを切ったり、タブレット式の精算機で電子マネーの精算をしてくれます。

以上、小海線の旅でした!

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