美しき都市、シンガポール② 〜まち歩き〜

さて、そんなわけで2018年6月28日から7月2日までシンガポールに行っていました。

↓前回のブログはこちら↓

この回では、街で出会ったシンガポールのあれこれについて触れます。
(マリーナベイサンズ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、動物園については別の回参照。)

■ざっくりとした行動記録
6月29日(金)
AM5時 チャンギ国際空港着
↓ MRTで中心地に移動
同AM7時 ホーカーズ(マックスウェル・フードセンター)にて「真真粥品」のお粥を楽しむ
↓ 徒歩で散策
同AM8時 マーライオンとご対面
↓ 徒歩で散策
同AM9時 マリーナベイサンズにチェックイン、休憩
↓ MRTと徒歩で移動
同PM1時 ニョニャ料理が食べられるブルージンジャーでランチ
↓ バスで移動
同PM2時 プラナカンの町並みが残るカトン地区散策
↓ バスで移動
同PM5時 ホテルに戻り、インフィニティプールを堪能、ホテルで休憩
↓ 徒歩で移動
同PM7時45分 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのナイトショー
↓ 徒歩で移動
同PM9時 マリーナベイサンズのスペクトラ
↓ 徒歩で移動
同PM10時 ホーカーズにて食事
↓ 徒歩で移動
同PM12時 マリーナベイサンズにて就寝

6月30日(土)
AM6時 起床、部屋からの日の出を堪能
↓ 徒歩で移動
同AM9時 屋上のレストランで朝食
↓ 徒歩で移動
同AM10時 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを散策
↓ MRTとシャトルバスで移動
同PM2時 シンガポール動物園を散策
↓ 徒歩で移動
同PM6時 ナイトサファリで夕食・散策
↓ シャトルバスで移動
同PM11時 マリーナベイサンズ着。就寝。

7月1日(日)
AM8時 起床、インフィニティプールで最後のスイミング
↓ 徒歩で移動
同AM9時 1階のRISEで朝食
↓ 徒歩で移動
同AM10時 スカイパーク展望台デッキにて景色を堪能、チェックアウト
↓ MRTで移動
同AM12時 オーチャード地区にてION他ショッピングモール見学
↓ バスで移動
同PM3時 ふたたびカトン地区で昼食に328カトン・ラクサのラクサを食べる
↓ バスで移動
同PM4時 ブギス(アラブストリート)でモスク見学とショッピング
↓ MRTで移動
同PM5時 アートサイエンス・ミュージアムでチームラボの展示を鑑賞
↓ 徒歩で移動
同PM6時 マリーナベイサンズで荷物をピックアップ
↓ MRTで移動
同PM7時 クラーク・キーでパンプ・ルームのクラフトビールと最後の晩餐
↓ MRTで移動
同PM21時 チャンギ国際空港着
↓ 空路で移動
翌AM8時 バンコク経由で帰国

……我ながら良く移動しましたね(苦笑)
この中から、マリーナベイサンズ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、動物園以外の部分を紹介します。

■シンガポールの交通事情
シンガポールに限らず、基本的に公共交通機関で移動するのが大好きなエイミーです。乗り物が好きなのです。シンガポールの公共交通は基本的に電子マネー対応ですので、空港や駅などでICカードを買うと便利です。

本当はガイドブックに載っていた「シンガポール・ツーリスト・パス」がほしかったのですが、窓口の方に「イージーリンク・パス」を勧められてこちらで。チャージも簡単ですし、便利でした。MRT(mass rapid transit=地下鉄)、公共バス、シャトルバスで利用しました。基本的にWi-Fiを持って歩いているので、GoogleMapで検索して移動するのは日本にいるときと一緒ですね。バスの時刻表なども対応しているので便利です(むしろ日本の地方バスが対応していなくて本当に厄介)。

余談ですが、「MRT」って一般的かと思ったら、台湾、バンコク、クアラルンプール、シンガポールなど限られた都市での呼ばれ方らしい。最近アジアばかり行っていたので、一般的なものかと思っていた。

■ホーカーズは地元民にも旅行者にもパラダイス!
さて、物価が高そうなイメージのシンガポール。でも、実際に旅行者として滞在するなら東京で生活するのと対して変わらないか8割くらいの金額で過ごせます。ちなみに私が普通にレストランでアルコール+食事で4500円くらいでした。東京で飲みに行くときとそんなに変わりません。
で、さらにシンガポールには「ホーカーズ」があります!これはアジア圏によくある「屋台」と一緒です。シンガポールにもそういう場所があると知ってハッピー。値段は、お粥3S$〜、サテ(焼き鳥的なもの)10本で9S$〜なので、非常に格安(1S$=約84円)。ホーカーズは各エリアにあって、朝から晩前やっているので便利です。

■プラナカンとニョニャ料理。ブルー・ジンジャーとシンガポールラクサ
「プラナカン」って聞いてピンとくる人、好きです。プラナカンは15世紀後半からマレーシアやシンガポールにやってきた、中国系移民の子孫のことです(表現方法には諸説あり)。私は一昨年マレーシアのペナンに行った際にこの文化を知り、食や建築など大好きになりました。

プラナカンの文化では男性を「ババ」、女性を「ニョニャ」と呼び、つまり「ニョニャ料理」とは、プラナカンのお母さんたちが作る伝統料理のことをいいます。
初日の昼に行った「ブルー・ジンジャー」は美味しいニョニャ料理が食べられる人気のレストラン。予約してでも行くべきと言われ、初日に行ってきました。辛いというより爽やかなスパイスを効かせた料理が多く、非常に美味しかったです。
また、代表的ニョニャ料理に「ラクサ」(麺料理)があります。ペナンラクサが大好きな私はシンガポールでも!と思い、ガイドブックに載っていた「328カトン・ラクサ」に行ったのですが、ペナンラクサより辛い印象でした。もちろん美味しいのですが、個人的にはペナンラクサに1票!

■オーチャード地区
オーチャード地区はシンガポールイチの繁華街で、日本でいうと銀座と渋谷の間の子だけどもっとスケールが大きい感じでしょうか。有名なショッピングモール「ION」(アイオン)を始め、大通りにショッピングモールが立ち並びます。IONを見ていると、ロンドンのショッピングモールを思い出しました。歴史の影響ですね。高級感を出すために香りの演出が仕掛けられています(それを体感するためだけに行きました)。わかりやすく言うと、日本の百貨店の化粧品売り場の、もっとソフトで上品な香りがフロア全体にしている感じです。
お土産選びをするならオーチャード地区のスーパーマーケットがおすすめです。余談ですが、シンガポールは国土が限られていて、食品や製造品、工芸品など自国のオリジナルのものは非常に少ないです。お土産で「現地製のもの」にこだわるなら、タイガーバームやタイガービールがいいでしょう。スパイスやハーブ製品とかあるかな?と思って探しましたが、見つかりませんでした。マーライオンのチョコとかが無難で良いかと。あとはラクサのもととか。

■ブギス(アラブストリート)
他民族が暮らすシンガポールには、チャイナタウンやアラブストリートなど、民族色の強いエリアがいくつかあります。私はアラブの文化が好きなので、アラブストリートと呼ばれるブギスに行きました。ここにはシンガポール最大のモスク「サルタン・モスク」の他、アラブ調の雑貨を扱うお店が多数あります。ここで洋服などをいくつか購入しました。

■クラーク・キー
クラーク・キーはシンガポール川沿いに広がるナイトライフエリア。美しいネオンに照らし出されたおしゃれな飲食店が立ち並びます。今回は最後の夜にパンプ・ルームでクラフトビールを飲むのが精一杯でしたが、次回はもう少しゆっくり散策したいですね。

と、たった丸3日の滞在でしたが、国土の狭さの割に、このシンガポールの多様な表情。マレー、イギリス、中華、アラブ、ヒンドゥー、そしてプラナカン。多種多様な文化が混じり合っているのに、人は穏やかに互いに尊重し、共存しあっている様子も、文化レベルと経済レベルの高さに現れに感じました。

20代の頃は住むならロンドンと思っていて、30代になってアジアに親しみを持ち、マレーシアがいいなとか思うようになっていましたが、お金さえあるならシンガポールは最高だと思います。思いの外旅行者には優しいですが、住む上ではコストが高い国。なかなか難しいところではありますが、定期的に長期滞在するのはありだと思います。

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