暮らしを「消費」にしないために生き方と、ローカルシフト。

ここ半月くらい、非常に参っていた。
(FBで気づいた人も多いと思いますが。)

理由はいくつかある。
その中で思うのは、自分と向き合うことはできても、それを形にするにするのは思った以上に大変な作業だ、ということ。あたりまえだけど。

たとえば、今まで人には散々こんなアドバイスをしてきた(特に学生に対して)。

「人生は一度しかないし、やりたいことができる時間も限られているから好きなことをしろ。」
「しない後悔をするくらいなら、失敗して後悔しろ。」

自分は、比較的そういう生き方をしてきたと思う。

親の反対振り切ってカンボジアに行っちゃったり、あえて夜間大学に通って昼間は仕事したり、結婚もすれば離婚もした。自分の主義に合わないと思ったら会社も離れるし、かなりのハードワークな上に復興支援活動に関わったり。

『いま、私はこれをしないと後悔する。』
という心の声をすっごく大事にしてきて、今まで生きてきた。

ところが、年齢のせいなのか、ことが大きすぎるのか、今考えている「新しい動き」について、一度は心の声に従って活動し始めたものの、あれを調べてこれを調べて、人の声を聞いて、、、としているうちに、すっごく精神的にきつくなってきた。タイミング悪く、自分が今まで大切にしてきたあるモノにも大きな変化が訪れて、そのフォローに関わっていたというのもある(注:責めているわけではないです。)

というわけで、少し家にこもる時間を増やして、しんどさが抜けるまでおとなしくしていようと思い、ブログの更新も含めて休憩していました。私の持論ですが、気が乗らない時に大きなことをしようとしても、まず不完全な結果になるか、失敗します。そして最悪の場合、情熱が故に対象を嫌いになります。これ、恋愛に似ていますね(笑)

そんなわけで引きこもっていましたが、今日は「ココロマチ」さんの「ローカルシフト」のワークショップに出てきました。

ローカルシフトvol.7「地方と東京を行き来する多拠点ワークと働き方を探る②(茨城)」

これは、うん、本当に来てよかった。停滞していた思考が一気に動き出せそうな気がした。
会としては、実際に二拠点で暮らす3名の方を講師に招いて、どんな暮らしをしていてどんなメリット・デメリットがあるのかを話してもらう。それを、二拠点生活や移住に興味がある私たちが聞いて、自分の悩み解決に役立てたり、参考にしたりする、、、というもの。20代~30代前半を中心に、おそらく25名くらいが参加していたと思います。

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各チームごとに考えた内容を発表する様子

私の悩みについて、色々な理由でそこまで深くは書けないのですが、ひとつに「完全移住するか」「二拠点(または他拠点)生活をするか」という問題があります。

元々二拠点派でしたが、自分がやりたいことと照らし合わせて、完全移住をしなければいけないと思いましたが、思い起こすと精神的に悩みだしたのはこのあたりからでした。

そこで、二拠点の先輩たちのお話の中に何かアイディアがないかと思った次第ですが、、、大いにありました!
途中からチームごとに作業をしたのですが、ありがたいことにうちのチームは私の望む生活をベースに、どうやったら二拠点で生きて行けるかをワークショップすることになったのです。

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課題の洗い出し

 

で、話し合いをもとに、レゴを使って二拠点でどういう働き方ができるかを形にしました。

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私のイメージに近い暮らし方

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他のチームの発表

で、どんな暮らしがしたいの?という肝心のところは、もっとブラッシュアップしてからお知らせしたいので、今はあまり触れません(笑)

でも、自分がずっと東京の暮らしにモヤモヤしていた理由の一つが、

「平日は死に物狂いで稼ぐ」
⇒「稼いだ金を消費するために休日を生きている」
⇒「金がないから死に物狂いで稼ぐ」
⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒・ ・ ・ ・

人生ってこのループなんじゃないか? という想いに行きあたったときに、なんだか何のために夜中まで働いているのかさっぱりわからなくなってしまった、というのがあります。

そして、それを解決するためには、自分の手で何かを始めなければいけないのではないか、と感じています。

もともと農民・自営業者ですからね、私は。

そんなわけで中途半端な内容になってしまいましたが、またこれから、ちょっと前進できそうだと思ったので、移動時間を使ってブログを書きました!

二拠点の先輩の皆さん、ココロマチさん、ありがとうございました!

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