【読書メモ】「まだ、都会で貧乏やってるの?」(吉角 裕一朗 著)

書きたいことは色々あるけど、書く時間がないまま日々ばかりが過ぎていく。

(未だに一関の旅のレポートができていないけど、それをやりだしたら眠れないw)

とりあえず一週間更新ナシなのもアカンと思い、読書メモ。

「まだ、都会で貧乏やってるの?」
(吉角 裕一朗 著 / 学研パブリッシング)

 

著者は熊本県出身で、格闘家になろうと思って上京するも怪我などもあり挫折。
会社員になろうと考え遅い就職活動をするも、経営者たちの話にまったくワクワクできず、起業を志す。
起業するなら都会でも田舎でもいい、と郷里へ。

そこから著者は、実家のガレージで充電バッテリーを作っては売るというビジネスを思いつき、2年目には年商1億円を突破。起業して7年目の現在、現在は年商5億、年収1億円の企業に成長。

そんな彼の成功事例とともに、同じく熊本県内で成功する若手企業家にスポットを当てて、実例を紹介しています。

Amazonの評価には「内容が薄い」的なものもありますが、実際、成功するビジネスっていたってシンプルな気がしています。それに、事例が豊富なのもありがたかったです。

一応補足しておくと、私は二拠点生活をしたがっていますが、別に年商1億円とか希望していません。
それに、私が希望する田舎での暮らし方と、彼の暮らし方とは大きな乖離があります。
それはこの本でも最初から明言していて、彼は別に田舎でロハスに暮らしたいわけではなく、田舎で稼ぎに行っているわけです。スタンスが、もう私と違います。

それでもこの本を手に取ったのは、やっぱり不安があるからです。
それを少しでも解消したくて、地方で生活する人の事例をできるだけたくさん見たいと思ったからです。

結果、読んでよかったと思います。
都会で学んだことを、どうアレンジして地方に持って行くか。
都会とか地方とか関係なく、お客様は同じ人なのだから、変に特異に構える必要はないとか。
相手を儲けさせることができるビジネスなら自然に伸びていくとか。

至極あたりまえだけど、実践して、成功している人が言うと、説得力があります。

繰り返しになりますが、湯水のごとく銭がほしいわけではありません。
私は、私が好きだと思う場所に身を置きながら、自分が大好きな人や場所の役に立つ仕事を、自分のペースでできたらハッピーと思っているだけ。

よい本を、ありがとうございます。

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