マデイラワイン・プロジェクト② 役者はそろった。そして舞台は踊り出す。
そんなわけで、私は2017年8月25日現在、マデイラワインの普及活動のための資金調達を、サイバーエージェントさんのクラウドファンディング「Makuake」で行っている。
とはいえ、私がマデイラワインのビギナーであることは前回のブログでお伝えした通り。
そもそも、飽きっぽい私は、同じ店に何度もいかない。
レアンドロにも2017年2月に出会って以来4回しかいったことがない。
1回目、NHK「世界入りにくい居酒屋」のプロデューサー・恵美子さんと。
2回目、恵美子さんはじめ私が大好きなメディア系女子と。
3回目、自分が管理者をしているクラフトビールファンコミュニティの仲間と。
そして、4回目。それが2017年8月1日。
まさかその時、自分がこんなプロジェクトに挑むことになるなんて思っいてなかった。
そもそもの始まりは3回目。
私は、クラフトビールのファンで、共同主催者に任命されているコミュニティ「クラフトヘッズ」の集まりで、大塚のTitansに行った。総勢10名くらいでクラフトビールを楽しんだ後、2次会として好きな仲間をレアンドロに連れて行ったわけです。メンバーはマデイラワインに興味津々で、とってもいい時間になりました。
(この時のメンバーはほとんどみんなクラウドファンディングに出資してくれていて、私は神様に手を合わせたいくらい感謝している。)
その、クラフトビールのコミュを一緒に運営している仲間と、度々、あちこちのビールを楽しみに行ったり、イベントを行ったりするようになった。彼は知識が豊富で、関心があることには少年のようにのめり込み、B型的気質で突き詰め、私は隣でフンフンうなづいて話を聞いている。B型嫌いを公言していますが、なんだかんだ言ってB型が好きなんでしょうねぇ。
たまたま私は夏の休暇の旅行先を検討中で、どうせならマデイラ島に行きたいと思っていた。
そんなわけで、本当に何の深い思いもなく、再びレアンドロに行くことを提案した。
(ちなみにその時私は新宿のスポットライトという歌謡曲Barで泥酔して、机に衝突して足中あざだらけで、そんなメッセをしたって知ったのはその次の日のこと。)
で、再びレアンドロを訪問したのが8月1日。本当に偶然。
しかも私は、旅行の相談をしたいだけだった。ほんとに。
■役者はそろった。そして舞台は踊り出す。
店に入り、1杯目でビールを飲んだ後ワインを飲み、マデイラ島のフードを食べ、ひと段落したころ、ふと、マスターの鈴木さんが話し始めた。
無謀な海外修行のこと、今後行いたいマデイラワインの普及活動のこと、その壮大なプランには応援が必要ということ。
心が揺さぶられた。
だってその時私は既に鈴木さんのファンだったから。すごいって思っていたから。
この人、このワインに人生かけているんだなって。
尊敬する人が何かアクションを起こそうとしていたら、前のめりになるのが私という人間だ。
でも、私にはパッションと行動力はあるけどスキルはイマイチ伴っていない。悲しいくらい。
「クラウドファンディングをしよう。」
そう言ったのは、私ではなく、彼だった。
お互いに過去にクラウドファンディングの実績があったから、直感で「それだ!」と思った。
そう。
本プロジェクトで私の一番の手柄は、彼をレアンドロに連れてきたことだって、本気で思っている。彼がいなかったら、何も始まらなかった。
その帰り道、彼に話したことを私はよく覚えている。
こんなに素晴らしいワインと人物がいるのに、ちゃんと伝えられていないから、広まらない。そんなの、悲しすぎる。
だから私は、なんとか鈴木さんを応援したい。
じゃないと、私がPRコンサルタントとして存在する意味がない。
自分が役に立ちたいと思う人に対して何もできないのは、悲しすぎる。
こうして、最強のチームが誕生した。
そして舞台は踊り出す。
第3回へ続く。
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